Little Bit… / WANDS

WANDS、3rdオリジナルアルバム。

シングル「愛を語るより口づけをかわそう」「恋せよ乙女」収録。また、前作の「このまま君だけを奪い去りたい」同様に、MANISHへ作詞提供した「声にならないほど愛しい」のセルフカバーも収録された。前作から半年でのリリースで、その間にはZYYG,REV,ZARD&WANDS名義で「果てしない夢を」もシングルリリースし、この翌月11月には次のシングルを出すなど93年は超ハイペースの活動だった。

「愛を語るより口づけをかわそう」は前作アルバムと一緒に4週連続1位を掻っ攫いミリオンヒットしたものの、今作は95万枚に留まり、惜しくもミリオンには届かなかった。




収録曲

01. 天使になんてなれなかった
02. 恋せよ乙女
03. DON’T CRY
04. 君に もどれない
05. 声にならないほど愛しい
06. Little Bit…
07. 愛を語るより口づけをかわそう

データ

1993年10月6日発売
東芝EMI(現在はB-Gram Recordsで再販)
30分44秒

感想

次回作への橋渡し?

シングルでは前作の延長線のポップ路線が続いていたが、アルバム曲ではロックでダウナーな楽曲が増加。いきなり「天使になんてなれなかった」と自虐的に始まり、メロディーはポップながら友人の死への無常さを歌った「DON’T CRY」など、これまでに比べて重みを感じる。元々アングラロック志向だった上杉昇のパーソナルが徐々に表れてきたのかなと思う。

正直「恋せよ乙女」は提供者が同じ「時の扉」の焼き直しな印象が強いし、「声にならないほど愛しい」も「愛を語るより口づけをかわそう」にソックリだし、一番多忙な時期だったとはいえ似たような曲を詰め込みすぎではあるんだけど、アルバム曲は強烈な印象が残ったし、若干ダウナーさやロックさを見せて次回作への片鱗が垣間見えたので割と好きな1作である。欲を言えば30分の短さじゃなくて、この路線でフルアルバムを聴いてみたかった…。

★★★☆☆




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