Mrs.GREEN APPLE / Mrs.GREEN APPLE

Mrs.GREEN APPLE、2ndオリジナルアルバム。

シングル「サママ・フェスティバル!」「In the Morning」収録。また、「鯨の唄」もMVが作られてYouTubeでフルサイズで配信され、実質リードシングル的な扱いを受けた。





収録曲

01. Lion
02. In the Morning
03. おもちゃの兵隊
04. 絶世生物
05. soFt-dRink
06. 鯨の唄
07. うブ
08. サママ・フェスティバル!
09. Oz [Album Version]
10. Just a Friend
11. FACTORY
12. umbrella [Album Version]
13. JOURNEY

データ

2017年1月11日発売
ユニバーサルミュージック
54分21秒

感想

期待通りの直球ポップロックアルバムだが、ゴキゲン一直線だった前作に比べるとかなり落ち着いた雰囲気に。1曲目の「Lion」では明確にこうでありたいという人間像を掲げて歌っていたり、自分を偽らずに素直に生きよう的なメッセージを多くの曲で万遍なく描いていたり、けっこう若さ全開でがむしゃらだった前作よりもグッと逞しくなった印象。20代に突入したばかりで悟りを開きすぎなぐらいの力強さである。「この若さはいつまでも出せるものではないし、若さ溢れる分飽きっぽい面もあるので、早ければ次回作では一気に落ち着いてくるかも」とは前作の感想で書いてたけどまさかこんなに早く変化が現れるとは思わなかった。そんな逞しさの中で、前向きストレートでロックな曲に混じったこれまでにないスケールで描かれた大作バラード「鯨の唄」の名曲っぷりも圧巻。

サウンド面でも前作には無かった(と思う)ストリングスを随所に取り入れ。曲の疾走感やスケールを盛り上げるために使用しているので邪魔にならないし、かといってロックにガンガン鳴っているわけでもなく丁度いい聴き心地。アレンジの幅が広くなってポップさも磨きがかかったと思う。その中でも「鯨の唄」はバンドサウンドもストリングスも歌声も全てが優しく折り重なった奇跡の名曲っぷり。他の曲が疾走感たっぷりなだけに、こんな曲も作るんだ!と驚いたと共により際立ってオーラを感じた。

直球ポップなままパワーアップした感じで、キャッチーでポップながら一定以上のスケール感があり、歌詞も胸に響くという、個人的には理想のポップスバンドだし、20歳にして今作全体をセルフプロデュース作詞作曲したボーカル大森元貴が凄すぎる気がしてきた。2ndでこの良さなら3rdは物凄いことになるんじゃないかと更に期待。

★★★★☆




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