もう何年もやってなかったけど、今年はけっこうアニメを観たので超久しぶりに年間アニメ大賞。個人的に面白かったアニメをランキング形式で並べていくただの2022年振り返り企画です。
今年は過去最高にアニメを観た1年になったので、絞りまくって上位15作まで。なんかめっちゃ豊作だったな…。
これまでの年間大賞
ちなみに過去の年間大賞は削除してしまったので、深夜アニメを観始めた2008年からの歴代1位はこちら。
2008年「セキレイ」
2009年「大正野球娘。」
2010年「けいおん!!」
2011年「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」
2012年「TARI TARI」
2013年「はたらく魔王さま!」
2014年「月刊少女野崎くん」
2015年「城下町のダンデライオン」
2016年「NEW GAME!」
2017年「小林さんちのメイドラゴン」
2018年「ヒナまつり」
2019年「放課後さいころ俱楽部」
2020年「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」
2021年「恋と呼ぶには気持ち悪い」
作品部門
1位「BIRDIE WING -Golf Girls’ Story-」
スラム街で賭けゴルフをしていた主人公がライバルと出会い日本で女子プロゴルファーを目指すというトンデモアニメだったが、この超展開具合が久しぶりにアニメ!!って感じで終始痛快だった。ぶっ飛んでるけど面白い、古き良きアニメってこういうのでいいんですよ的な。少し5D’sを初めて観た時の衝撃を思い出した。OPの広瀬香美「Venus Line」もインパクト抜群。
2位「ぼっち・ざ・ろっく!」
きらら系で数年ぶり…ここまで広くウケたのは「けいおん!」以来なのではぐらいの大ヒット。2年前に原作1巻を読んだ当時は作風があまりに殺伐としすぎてて合わず、そのまま追えていなかったものの…アニメの出来があまりにも良すぎた。ぼっちちゃんの陰キャギャグに留まらず成長青春モノとして時に切なく描かれていたのがグッときて、8話で一気に年間1位候補まで急上昇。最終回まで素晴らしいまま、個人的アジカンNo.1楽曲「転がる岩、君に朝が降る」のカバーで締められたので泣いてしまった。
3位「シャインポスト」
アイドル作品としては久しぶりにドストレート王道で面白いアニメだった。来年はゲームとライブ、4組のライバルグループ展開も続くはずなのでこのままコンテンツが終わってしまわないことを祈る。
4位「Do it yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-」
これも久しぶりに日常系アニメへ深く刺さった。例年ならたぶん年間1位だったと思う。ぷりんとせるふの友情に加えて、ジョブ子が僅かしか日本にいられない、限られた時間の中で精一杯何かへ打ち込む真っすぐさが、明るい作品なはずなのに不意にじんわりと感動させられた。
5位「リーマンズクラブ」
めちゃくちゃ久しぶりに主要人物が男しかいないアニメを観た気がする…。社会人バドミントンの主人公成長スポ根モノ。ハイパーベタであり王道な面白さ。王道を突き抜けた王道こそやっぱり面白いっていうのを実感した1年だったかも。そして、社会人スポーツモノへ惹かれる年齢になったことに過ぎ行く月日を実感…主人公の白鳥どころか先輩の宮澄の方が同年齢…。
6位「アオアシ」
今年は後追いの「ハイキュー!!」など、少年スポーツアニメも再び観るようになった1年だった。どの登場人物も、どのヒロインも、どのエピソードも戦いも魅力的で熱かった。
7位「パリピ孔明」
音楽に向き合う女の子を描くアニメとしても最高だった。最終回の「DREAMER」で感動。これも異様に順位が低いわけではなく、今年のレベルが高すぎ…。
8位「怪人開発部の黒井津さん」
設定が面白かったし最後まで飽きずに面白かった。「はたらく魔王さま!」といい、この手の異能力・異世界人によるノーマルなお仕事モノっていう組み合わせはやっぱりツボにハマってしまう。
9位「ヒロインたるもの! ~嫌われヒロインと内緒のお仕事~」
ひよりがウザキャラすぎて序盤はどうしようかと思ったけど、終わってみれば爽やかな成長モノで気持ち良かったし、「告白実行委員会」のメンバーがサブで登場したのも嬉しかった。年末にはヒロインではなくその友達が「可愛くてごめん」でTiktokの星になってびっくり。
10位「リコリス・リコイル」
後半にかけて終始緊張感が高まりながら、最後まで主要人物は誰も死なず、まだ終わりじゃないことを匂わせつつ明るくハッピーエンドで終わったのは気持ち良かった。悪役のマツさんや真島も単なる悪人ではなく自分達なりの信念を持った人物で、色々と緊迫した展開が続きながら終わってみれば嫌いなキャラが一人もいなかったのも魅力的だった。これも異様に順位が低いわけではなく(以下略)…。
11位「その着せ替え人形は恋をする」
喜多川さんが可愛い。乾姉妹が良すぎる。五条くんが良い人すぎる。これに尽きる幸せオーラ全開作品だった。
12位「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 2期」
ランジュが「本当はみんなと仲良くしたかった」と言ってメンバーに入ってからは急にしおらしい別人になってしまい、気が付けば皆で仲良く展開が多くなって仲間でライバル的な空気も無くなり、ちょっと(個人的には)少し変わっちゃったなと思うところも多くなってしまった。登場当初のランジュこそ、対立しながら同好会を否定せず認め合う仲間でライバルの完成形だと思ったんだけど…。ただ、解釈が割れただけで変わらず面白かったのは間違いないと思う。
13位「CUE!」
2クールも潤沢にやってストーリーも良かったのに、やっぱり全体的にどことなく漂う消化不良感は否めず、凄く勿体なさが溢れたアニメ化だった…。声優の成長モノなので歌モノ作品ではないものの、楽曲は多く出ていてライブもあるという、歌モノなのか歌モノじゃないのかよくわからない展開は歌モノ作品全盛の今年に厳しかったのもあるかもしれない。「ミライキャンバス」は名曲。
14位「Extreme Hearts」
0話と称していきなり朗読ムービーが始まり、あまりにも低予算感全開の1話が放送された時は究極のネタ枠で確定したかと思ったが、話が進むにつれて普通に面白かった。ここ数年で深夜アニメでも人を選ばないような間口がある程度広いアニメが増えた中で、昔ながらのキモオタ向け100%な美少女萌えを貫いたのも輝いて映った…かもしれない。
15位「ハコヅメ ~交番女子の逆襲~」
安定してギャグが面白くて最後まで飽きずに笑えたのは「黒井津さん」とこの2作だった。まだ肝心なエピソードまで進んでいないらしいので2期が作られることを期待。
特に歌モノ作品が異様に多い1年だった(上記以外にも「ヒーラーガール」「神クズ☆アイドル」「ルミナスウィッチーズ」など…)。どこも収益を上げるには楽曲を出してライブまで持っていくのが一番早いという時代の判断なのか。結果的にどれもこれもぶつけ合いになってしまった気がするが、年の最後に全部掻っ攫っていった「ぼっち・ざ・ろっく!」が改めてスゲぇ…。
「水星の魔女」「うちの師匠はしっぽがない」「スローループ」はまだ観終わってないので一旦除外。「であいもん」「組長娘と世話係」は漫画を読んだ方が良さげなオーラを感じたので近々原作を手に取りたい。
主題歌部門
1位 花の塔(リコリス・リコイル)
話が進むにつれて歌詞の重みが増していく、作品と共にあるED主題歌の完璧理想な曲だった。
2位 ハニージェットコースター(可愛いだけじゃない式守さん)
サビでヒロインの可愛さを存分たっぷり描きまくる、これも作品と共にあったヒロインが可愛いアニメOPの超理想系。燦燦デイズも同じぐらい破壊力あったので迷った。
3位 どきどきアイデアをよろしく!(Do it yourself!! ~どぅー・いっと・ゆあせるふ~)
明るく軽快はなずなのにどこか切なさを感じてしまう。不思議な魅力を持ったOP曲だった…。
4位 星座になれたら(ぼっち・ざ・ろっく!)
この歌詞を喜多ちゃんが歌う、喜多ちゃんがメインのMVが作られる意味。聴き返して不意に感動させられた。
5位 一歩前ノセカイ(シャインポスト)
アイドルってやっぱりいいね。
次点:パリピ孔明「DREAMER」、CUE!「ミライキャンバス」、Extreme Hearts「無限大の魔法」、明日ちゃんのセーラー服「hem (後夜祭Ver.)」、その着せ替え人形は恋をする「燦燦デイズ」「君に伝えたいことがあるんだ」。
美少女部門
1位 乾姉妹 (その着せ替え人形は恋をする)
姉妹でナンバーワン。文句なし。
2位 青天国春(シャインポスト)
楽曲とアニメのエピソードでは杏夏がメインの「一歩前ノセカイ」が良かったり、グループでは恐らくHY:RAINやFFFへ惹かれそうだなと思いつつ、久しぶりにアイドルアニメの主人公へ真っすぐ惹かれた感覚。勢い真っすぐに見えて少し影を覗かせる感じが。
3位 川合麻衣(ハコヅメ)
どちらかといえば藤部長が身近な年齢となってしまったが、まだまだ川合の頑張りっぷりに惹かれる体…とかいう発言自体がもう年下を見守るおっさん目線で加齢…(何と戦っているんだ?)
4位 本田千尋(Extreme Hearts)
ボーイッシュ女子。絶頂。この子をもっと濃く観たいために2期を制作してほしい。
5位 喜多郁代(ぼっち・ざ・ろっく!)
陽キャに見えて実はオタクでした…みたいな裏設定もなく純粋完璧な陽キャなんだけど、陰キャに振り回され陰キャを振り回しながら、ぼっちちゃん達に影響されて皆と何かに打ち込む楽しさを覚えていく純粋っぷりがとても可愛かった。やっぱり明るい女子高生って最高なんだな…。
6位 猫崎享(可愛いだけじゃない式守さん)
9話「無邪気さと不器用さ」をみんな観てください。
7位 芙羽ここね(デリシャスパーティ♡プリキュア)
途中で視聴が止まっていることをここに謝罪します。
8位 海堂杏里(アオアシ)
スポーツ系少年アニメにおけるヒロインはとても素晴らしいことを思い出させてくれた1年だった。
9位 新庄雨音(BIRDIE WING -Golf Girls’ Story-)
終盤でレズっぷりを隠さなくなってきたので、2期では化けると信じている。
10位 ウィーン・マルガレーテ(ラブライブ!スーパースター!!)
3期で化けてくれると信じている。
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