BELOVED / GLAY

GLAY、3rdオリジナルアルバム。

シングル「BELOVED」「a Boy ~ずっと忘れない~」収録。「BELOVED」が前作の「グロリアス」を越える大ヒットとなり、大ブレイクの勢いのまま初のミリオンセラーを突破した。また、収録曲の「春を愛する人」は後にシングル「口唇」のC/Wとしてシングルカットされた。




収録曲

01. GROOVY TOUR
02. Lovers change fighters, cool
03. BELOVED
04. SHUTTER SPEEDSのテーマ
05. Fairy Story
06. カナリヤ
07. HIT THE WORLD CHART!
08. a Boy ~ずっと忘れない~
09. 春を愛する人
10. カーテンコール
11. 都忘れ
12. RHAPSODY

アルバムデータ

1996年11月18日発売
PLATINUM RECORDS(現在は東芝EMIより再販)
60分39秒

感想

青春真っ盛りの代表作

代表作として一番有名なアルバムと思われる1作。前作で確立したGLAY=青春・真心系というバンド像を思う存分に出しきった名作。青春的なワードが散りばめられているわけではないんだけども、全体的に爽やかで青臭くノスタルジーな空気がそう思わせてくれるところがある。

けっこうブレイクの勢いでパワー溢れる曲が多かった前作に比べてミディアムな落ち着いた曲も増えて早くも余裕を感じ、シンプルなバンドサウンドで聴かせるGLAY王道のメロディーの良さも最高潮。「春を愛する人」がよく筆頭に出されるけど、「都忘れ」もGLAY最高クラスの名バラードだと思う。ロックな曲でもメロディーが耳に残る明るい曲ばかりで、歌謡ロック風な世界観の「Lovers change fighters, cool」はクセになる1曲である。シングルが2作しか入っていないとは到底思えないし、実際に「春を愛する人」はC/Wでリカットされた通り、どれがシングルになってもおかしくないぐらいのクオリティは脱帽の一言

しかし、次回作以降は更に大ヒットを連発して巨大な存在となり、壮大化する一方で痛みを伴う曲が増えていくので、こういうピュアさや青臭さ全開なアルバムというのもGLAYの中では案外特異な1作だとも思う。青春期路線としては早くも到達点というか。長いGLAYの歴史の中ではまだまだ通過点に1つに過ぎないし、これが最高傑作かと言われれば案外そうではないと思うけど、売れたばかりのこの頃にしか出せなかった煌きは確かにひしひしと感じられる。90年代青春ポップロックの名盤には間違いない1作である。

★★★★★




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