YUI シングルレビュー ~2005→2012~

05年にいきなり月9主題歌でデビュー、当時のソニーの精力を尽くし上げた怒涛のタイアップ展開は現在のmiwaの比じゃない猛プッシュだった。音楽で成功する夢を高校中退してまで追い求めてきた必死さ、がむしゃらさというYUIのシリアスなイメージ作りも徹底されていた。しかしそれだけに、タイアップに応えた楽曲連発やイメージ戦略は後年に本来の自分とのギャップに苦しめられるようになり…。2012年には「YUIとしての音楽活動」を終了させる発表をし、年内一杯でソロ活動を終了させてしまった。現在は完全にイメチェンしてロックバンドFLOWER FLOWERのボーカルとして活動中。

そんな初期のイメージ戦略はインパクトが強く、当時中学2年だった俺もYUIのシリアスイメージが今でも強烈。ただあれは10代だからこそ魅せた輝きだったわけで、20代になって優しくポップになっていったのは自然な変化だよなぁ…とも思うけど。07年辺りまでは無性にハマったし応援していたのに以降はだんだんと心が離れていったのは、やっぱりそれまでひたすらがむしゃらだった勢いが夢が叶ってしまい落ち着いて安定しちゃったから…なんだろうな、と今振り返ってみて思った。あの07年頃までのひたすら駆け上がっていく勢いは世代もドンピシャだったあの頃にしか味わえない鮮烈な味わいがあった。それだけに復帰以降は好きな曲はあるにせよ「なんか違う」と思ったまま終わってしまった。

なお、以下の感想でもかな~り漂っているように小動物なビジュアルに魅かれまくったことも認める。

 

1st feel my soul
05年2月23日
月9ドラマ「不機嫌なジーン」主題歌。Mステ出演での胡坐弾き語りパフォーマンスも話題になり、2週連続トップ10入りといういきなりのロングヒットになった。05年といえばソニー系新人歌手がアニメタイアップでドカンとヒットしてドカンと沈没という図が多かっただけにいきなり月9、いきなりMステでヒットしたYUIは破格だった。乾いたアコースティックサウンドが気持ちいいUKロックな風味が漂うラブソング。アブリル・ラヴィーンっぽいとよく言われていたらしいけどまさにそんな感じ(ブリグリっぽいと言われたらしっくり来る)。UKロック風味ってのは後には無い方向性だし実はデビュー曲がラブソングでしたってのが意外だけど、それを抜いてもこの曲は以降の曲には無い神秘さがあるような。なんだろう、売れるべくして売れたというか。タイトル通りに魂を感じる。1stにして奇跡の名曲
★★★★★


2nd Tomorrow's way
05年6月22日
映画「HINOKIO」主題歌。「幼き日々に描いた宇宙」とか「あの日の少年みたいに」とか、幼い頃を振り返る大人目線のバラード。映画がロボットを通して少年少女の交流を描いた内容だったからそれに応えたんだと思うが、映画を見ていないので実際に合っていたのかは不明。映画タイアップで力んだのかストバラ気味にもなっていて、こういう曲は後期ならともかく初期ではかなり浮いて聞こえてしまった。チャートでも10万枚を超えた前作から初登場15位と早速コケた。売れた2シングルの合間に挟まれていたので余計に印象が薄い。
★★☆☆☆

3rd LIFE
05年11月9日
アニメ「BLEACH」ED。当時「BLEACH」を見ていた俺にとってここから本格的にリアルタイムYUIがスタート。シリアスな曲調と現実にもがきながら苦闘する歌詞で、YUIのシリアスなイメージもここから強くなった。「子供の頃に戻るよりも今を重く生きてみたいよ」「過ぎていく日々全部で今の私なんだよ」「簡単にいかないから生きていける」といった歌詞は当時中2ながら心にグサグサ刺さりまくり、10年経った今でもこの曲を思い出すたびにそれらのフレーズが胸を駆け抜けている。ここまで生きる意味に葛藤した曲はYUIの中でも他に無いんじゃないかと。こんなに歌詞が心に響いた曲、人生観に影響受けさせられた歌詞ってそうそう無いよなぁ…。そういう意味でも、俺の人生と共にある名曲。当時ソニータイアップの中でも絶大な威力を誇ったBLEACHタイアップで、初登場9位にランクインして再びヒットした。
★★★★★

4th TOKYO
06年1月18日
初のノンタイアップ&アルバム先行。ほぼアコギ一本で歌われるシリアスなバラード。過去を捨ててギター片手に上京してきたという本人の決意をそのまま歌にした楽曲と思われ、全シングル中でも言葉の重みが半端無い。YUIの夢をひたすら追いかけるシリアスなイメージはここで確立されたと思う。そんなパーソナルな感情をぶちまけているだけあって重みのある名曲ではあるけど、重すぎて正直あんまり何回も聞く気にはなれない…。ノンタイアップなのでヒットはしなかったが、1stアルバムは20万近いヒットに。
★★★☆☆

5th Good-bye days / YUI for 雨音薫
06年6月14日
主演映画「タイヨウのうた」主題歌。TV出演どころか人前で喋ることすら苦手そうだったYUIが映画主演って衝撃だったが、映画自体もまさかの大ヒット。役名義で発売されたこの主題歌も20万枚を超える最大ヒットを記録した。難病モノということで当時敬遠し、また別キャストでこの夏放送された連ドラ版があんまりにもお涙頂戴すぎてますます遠ざかってしまい、原作映画ではそんな悲劇感涙っぽい空気じゃない名作と聞きつつも見るキッカケを掴めないまま未だ見れていない状況が10年近くも…。この曲も06年を代表するバラードだとは思うけど、映画見たらもっと印象変わるんだろうな。最大ヒットしただけあってYUIの代表曲として語られることは多く、休止前に唯一出場した2012年の紅白でもこの曲が歌われた。
★★★★☆

6th I remember you
06年9月20日
「Good-bye days」のアンサーソングとしてリリース。前作は薫目線で描かれたので相手の孝治目線だとか。「LIFE」以来2度目に手に取ったYUIシングル。一応ノンタイアップでも2位に入るほど人気は確立したけど、「Good-bye days」をスルーしておいてこっちをレンタルって今考えてもタイミング不明すぎる。当時中学の友人がYUIの大ファンになり、C/Wも良いから聞いてくれ!と推されて俺もハマっていった…って流れだったかな確か。というわけで当時は手に取りながらも歴代C/Wにハマりまくっていたので、この曲自体の印象が薄い。それよりも連ドラ版Kaoru Amane(沢尻エリカ)ドラマ大コケしたのに突如大ヒットし、本家を軽く追い抜いて年間トップ10入りしたインパクトの方が…。
★★☆☆☆

7th Rolling star
07年1月17日
アニメ「BLEACH」OP。今度はOPということで約束された大ヒット。アニメOPらしい軽快なヒットチャートロックで、約3分で終わるコンパクトっぷり。一応現実で頑張ってます的な歌詞になってはいるけど一際中高生向け応援歌感全開というか、だいぶノリが軽くなった気がする。ある種の中毒性があるので当時何回もリピートしまくったものの、あんまりこの曲が2番ヒットって感じはしない。それでも嵐「Love so sweet」、EXILE「Lovers again」辺りと一緒に中学卒業前を思い出すヒット曲ではあるなぁ。どんどん快進撃を続けていた真っ只中の勢いが。
★★★★☆

8th CHE.R.RY
07年3月7日
au×LISMOのCMソング。au×LISMOといえば携帯の音楽配信サービスでCMが連日大量OAされ、06~10年辺りまで起用されれば必ず大ヒットする影響力を誇っていた。CMではPVを殆どそのまま流す大々的にプロマーシャル。そんな大量OACMに合わせて作られたのは…ポップでキュートなラブソング「こ~い~しちゃったんだ♪」笑顔で歌うYUIの姿に戸惑いを隠せず、実は微笑程度だったりするんだけど、いつも血管切れそうなほど全力で歌ってる姿ばっかりだったのでそれでも超衝撃だった。しかしまぁ…恋愛に不慣れな女の子っぽい可愛さはあるというか。「彼女にしたい」上位になったのもわかるというか。この曲を歌っているYUIを見て「あれ?笑顔のYUIめっちゃ可愛くね?」と(当時中3)。まんまと戦略に流されたな俺よ!実は売上は「Rolling star」よりも低いけど、YUIの代表曲と言われてパッと出てくるのはこの曲なんじゃなかろうか。今でも春うたランキングで上位に入ること多いし。
★★★★☆

9th My Generation/Understand
07年6月13日
初の両A面。2ndアルバムが70万近い大ヒットになり、シングルチャートでも初の1位を獲得した。
My Generation
ドラマ「生徒諸君!」主題歌。生徒役で堀北真希、本郷奏多に交じって岡田将生、溝端淳平がドラマ初出演していた。一度も視聴率一桁を超えなかった大コケドラマだったが毎週観てて、主題歌のこの曲もハマっていたので名作だ!とリピートしまくった。個人的にここがYUIブームのピークだった。2ndアルバムも大ヒットしてチャート1位も獲得し一定以上の成功を収めた影響か、この曲もYUI王道の夢を追い求める系の決意シリアスロックでもいつもとは視点が変わっていて、高校中退して夢を追いかけだした16歳の過去の想いが描かれている。YUIとしても一つの到達点になったのかな。最早貫禄さえ漂っていて、この曲の力強さには今でも恐れ入る。
★★★★★
Understand
映画「サイドカーに犬」主題歌。めちゃくちゃ地味~なバラード。C/Wでもこんな淡泊な曲やらねーぞっていう…。1曲目の凄さに押されて全然覚えてない。今改めて聞くと…変わんねぇ…。竹内結子主演ながら映画がヒットしたという話は聞かないし、アルバムにもスルーされるわでなんでA面で切っちゃったんだ感が全く拭えない…。
★☆☆☆☆

10th LOVE & TRUTH
07年9月26日
映画「クローズドノート」主題歌。映画も話題になったが、それよりも主演のKaoru Amane沢尻エリカが舞台挨拶で不機嫌な態度を取りまくり、「別に…。」「特にありません。」名言を残したことで大きな話題に…。主題歌もミステリーな映画の世界に合わせたのかダークな異色曲「あい~のう~た~をきかせ~てよ~」のサビは強烈で惹きこまれる…けど…YUIにしてはなんか違くね?と感じてどうにも。ねちっこくて暗かったし、この曲も「別に…。」と思ってしまってあんまり聞かなかった。シングルの中でも一番微妙な曲だと思う。2作連続で1位獲ったのにあんまりヒットした気がせず、映画も派手派手に宣伝しまくってヒットした割には全部話題をエリカ様に持っていかれ、すべてにおいて「別に…。」だった。
★★☆☆☆

11th Namidairo
08年2月27日
ドラマ「四姉妹探偵団」主題歌。96年の日テレ土9ドラマ「三姉妹探偵団」を何故か四姉妹に増やしてテレ朝金9でリメイク。正直主演の夏帆が可愛かった以外に何も覚えていない。YUIのドラマタイアップはそれなりに多いがデビュー曲以外はことごとくコケた作品ばかりで…(「生徒諸君!」は好きだったけど)。しんみりしたラブバラード。前作といい、大ブレイクで夢が叶った以上は「夢を追い求める」系の曲は減っていき、どんどんとラブソングが増えていった。というかこの曲はデビュー前の楽曲のリメイクらしく、前々からこういう一面はあったけど敢えて伏せられてたってこと…だったのかなぁ。それでも痛みを伴うような重さはあり、シリアスなYUIイメージを壊さない安定の1曲ではある。たぶん安定しちゃったから熱が冷めちゃったのかな…。
★★☆☆☆

12th SUMMER SONG
08年7月2日
直球のサマーソング。あまりにもお気楽爽やかに夏が始まるワクワクが歌われ、サビの最後では「はじまるよ夏休み♪ランラランラ~♪」。「CHE.R.RY」以上にYUIいきなりどうしちゃった…?な衝撃が襲い掛かった。「CHE.R.RY」はイメージの裏返しで恋に慣れない不器用な女の子の可愛さ的なものはあったけど、あんなに鬼気迫る決意を歌っていたYUIがまさかこんなに肩の力を抜いて「ランラランラ~♪」って可愛らしい笑顔で歌うとは思わなかった。やっぱり到達点を越えて変わったんだなと。しかし…やっぱりこの曲を歌うYUIが可愛らしいのは間違いないなぁ。本当にYUIは小柄小動物っぽくて素材が素晴らしく良かった。人生で最後に海にいった(!)夏に出た曲ということもあり、08年の夏休みを思い出す思い出の1曲。
★★★★☆

13th again
09年6月3日
アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」OP。前作の後にC/Wベストをリリースした後、制作活動に専念するといって活動休止を発表。結果的に7ヶ月でリリース再開。アニメ効果抜群で最高初動での1位を獲得した(売上は4番目)。リスタートシングルということで期待を裏切らない「決意」系ロック。自分の想いというよりアニメに合わせて描かれたんだろうか。健在を示すにはバッチリなインパクトのある1曲だった。そろそろ懐かしアニソンの類として思い出すことが多くて、「Good-bye days」「CHE.R.RY」に並んで代表曲ポジションだと思う。
★★★★☆

14th It's all too much/Never say die
09年10月7日
映画「カイジ 人生逆転ゲーム」主題歌/挿入歌の両A面。3作連続、5作目の1位獲得。
It's all too much
主題歌。安定王道のシリアスな人生模索ロック。「again」で再帰したので同じ路線でもう一度!ってことだったのか。「again」は良かったのに、休止を挟んでまで何度も連発されると気が付けば以前は切迫感あった決意、生きる意味系の路線がすっかり「求められているYUI像」になってしまって、逆に違和感を感じるように…。キャッチーでインパクトはあるのに、なんだろうこのモヤモヤ感。
★★★☆☆
Never say die
挿入歌。エレキギターで駆け抜ける超ポジティブポップロック。こっちの方が歌詞も割と最後の最後で希望を信じるカイジっぽいし主題歌でよかったんじゃ。2分45秒とかなり短く、無類の明るさで励まされる1曲。何故オリジナルアルバム未収録になってしまったのか…
★★★★☆

15th GLORIA
10年1月20日
進研ゼミCMソング。シリアスな風味を残しつつ、前向きに受験生を励ましているような応援ソング。YUIの学生向け応援ソングの決定版になってると思う。「成功者の声高々に語るエピソード 他人事みたいと進研ゼミっぽいワードも歌詞に盛り込まれているのも面白かった。2010年代のYUIでは一際光るヒット曲の1つ。そしてYUIのシングルでパンチがあったのはここまでだったかなぁ…。同じ中高生向け応援ソングだった「Rolling star」が中学卒業なら、この曲は高校卒業前を思い出す。世代にドンピシャすぎだろ俺。
★★★★☆

16th to Mother
10年6月2日
母親への感謝ソング。復帰以降何故か一切TV出演してなかったのが、この曲でミュージックステーションに出演してTV復帰に。キャッチコピーや歌詞に「優しさって残酷よね」とあるように痛みを伴った曲ではあるものの、描かれているのはまっすぐな親への感謝。こんな優しい曲調で「ねぇ幸せよたぶんあたし」って悟りを開いたように優しく歌い上げるようになるとはなぁ…。やっぱりあの以前のYUIはいなくなったんだな、と確かに思わされた。ピアノ弾き語りスタイルも新鮮だった。
★★★☆☆

17th Rain
10年11月24日
ドラマ「パーフェクト・リポート」主題歌。クリスマスソングだが王道シリアスロックな失恋ソング。よりによってクリスマスソングでこんなに力強く悲壮感たっぷりなこと歌うのがある意味YUIっぽいような。全くクリスマス感が無いのが凄い。やっぱり全盛期に比べたらロック系でもインパクトが…と思ってしまったけど、ロック調な楽曲は以降現れなくなってしまうので、平坦なポップ路線が並んだ5thアルバムの中ではそれなりに存在感のある1曲だった。
★★★☆☆

18th It's My Life/Your Heaven
11年1月26日
It's My Life
ユーキャンCMソング。夢を追いかけてきたYUIがユーキャンCMソングを!一体どんな夢に向かう若者へのメッセージを…!?と思いきや、むちゃくちゃに賑やかポップ路線。開幕早々「イッツマイラ~イフきっと大丈夫~♪」のサビから始まる超お気楽ポップ。初期のイメージがイメージなだけに能天気ささえ漂う。確かに苦しいことを乗り越えてきたYUIだからこそ響く明るさなのかもしれないが…。「過ぎてきた日々全部で今の私なんだよ」「簡単にいかないから生きてゆける」と切迫感たっぷりに歌っていたYUIがここまで振り切れて明るくなるなんて…。年が経って心境が変わっていったのは悪くないんだけど、正直いくらなんでも振り切れすぎで引いてしまった。明確にこれじゃないって。もっとメロディーが違ってたら同じ歌詞でも響きが違ったんだろうけど…。
★★☆☆☆
Your Heaven
ウォークマンCMソング。4thアルバムの爽やかな方向性を継いだ爽やかポップス。風がそよぐような気持ちよさでヒーリング効果たっぷり。「It's My Life」より断然こっち。こっちがメインA面で良かっ…。
★★★☆☆

19th HELLO ~Paradise Kiss~
11年6月1日
映画「Paradise Kiss」主題歌。少女漫画原作の映画で大ヒット。主題歌のこの曲も「GLORIA」以来に10万枚を超えて2010年代YUIの代表ヒット曲になった。ポップなラブソング路線は「CHE.R.RY」「SUMMER SONG」を歌っていたあの頃は小動物っぽい可愛さがあったけど、流石に24歳にもなると大人の清楚さが現れてきた。少女漫画の主題歌っぽく可愛くワクワクしてくるような気持ちの良い1曲。
★★★★☆

20th Green a.live
11年10月5日
久々にシリアス調な暗いバラード。ストリングスを導入したからか東日本大震災を受けて書き下ろされたからか、雰囲気は初期っぽいシリアスバラードでも優しいポップな風味を感じるのが復帰以降のYUIっぽい。メロディーは暗くて地味だけど、「辛くても希望を信じて生きていく」的な歌詞はイッツマイラ~イフきっと大丈夫~♪より圧倒的に長年活動を積み重ねてきたYUIだからこそ響く頼もしさがある。ストリングス導入してもコッテコテのストバラにはならずにコンパクトに収まっているのも良かった。なお「to Mother」以来にO社1位を獲得し、8作目にして最後の1位獲得になった。
★★★☆☆

21st fight
12年9月5日
NHK合唱コンクール中学校の部課題曲。これにてYUIとしてはラストシングルとなった。しかし中学生へ向けた優しい合唱ソング風応援バラードなものの、歌い出しから「描く夢が全て叶うとは限らないけど」いきなり超現実的な言葉からスタートして衝撃。イッツマイラ~イフきっと大丈夫~♪なノリはどこへ行った描いた夢を信じられない弱さにまだ支配されてた16歳の頃から10年経って悟り開きすぎ。中学生に歌わせんのかこれ…でもまあ大ブレイクで夢が完全に叶ってその分失うものも多かっただろうしなぁ…と勝手に思ってると、なんだかこの曲が妙にお疲れ気味に聞こえてきてしまった…。これでラストになっちゃったので哀愁漂う。
★★☆☆☆

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