アルバム感想(仮)
SHISHAMO
『SHISHAMO 3』

SHISHAMO、3rdオリジナルアルバム。

No. タイトル
1. ごめんね、恋心
2. 中庭の少女たち
3. 生きるガール
4. 笑顔のとなり
5. 手のひらの宇宙
6. 推定移動距離
7. 女ごころ
8. 熱帯夜
9. 旅がえり
10. 君とゲレンデ
11. みんなのうた
2016年3月23日発売 GOOD CREATORS RECORDS 47分51秒 ★★★★☆

シングル「熱帯夜」「君とゲレンデ」収録。「君とゲレンデ」ではミュージックステーションに初出演を果たし、若手ガールズバンドのブレイク筆頭としてロックファンから注目を集める中でリリース。初のトップ10入りを達成した。

 

女の子らしい可愛さと聴き応えがばっちり

Mステ出演も果たしてほとんどメジャーと変わらない活躍ぶりになってきてだいぶ垢抜けてきた。1stの頃よりも演奏の聴き応えがグッと上がって洗練された雰囲気になった気がする。とはいえ、ラブソングの歌詞が中心でSNSが歌詞に登場したり、スマホしている風景を描いた「手のひらの宇宙」だったりと、相変わらず若い女の子らしい瑞々しさは健在。「笑顔のとなり」では「レンタルビデオ屋」という単語が出てきて、現代の女子もレンタル「ビデオ」屋なんて言うのかな…とちょっと気になったけど一筋縄に行かないサウンドやメロディーはやっぱり通な音楽ファンにウケるんだろうなと思うけど、俺としてはこういう素朴な女の子っぽさが変わらずに親しみやすくてイイ。聴き応えがあり適度にポップで耳に残る1作。そろそろ何かドカンとキャッチーなインパクトある曲が1つ出れば大ブレイクするんじゃないかなと…。

執筆:2016/08/11

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