アルバム感想(仮)
Mrs.GREEN APPLE
『TWELVE』

Mrs.GREEN APPLE、1stオリジナルアルバム。

No. タイトル
1. 愛情と矛先
2. Speaking
3. パブリック
4.
5. キコリ時計
6.
7. No.7
8. ミスカサズ
9. SimPle
10. InTerLuDe ~白い朝~
11. Hug
12. HeLLo
13. 庶幾の唄
2016年1月13日発売 ユニバーサルミュージック 49分1秒 ★★★★☆

シングル「Sparking」収録。2013年に結成され、2014年からインディーズで活動開始した5人組ロックバンド。2015年7月にはミニアルバム『Variety』でメジャーデビューし、今作がメジャー初のフルアルバムとなった。全楽曲の作詞・作曲はボーカルの大森元貴が担当している。

 

底抜けのゴキゲンポップロックバンド

ボーカルが19歳なだけあって非常に若さ溢れるロックバンド。『遊戯王ARC-V』EDの「Speaking」のハイテンションさが強烈なインパクトだったけど、アルバム全体通してもとにかくゴキゲンな勢いのキャッチーなポップロックが炸裂。バラードもあるにせよアクセント的なポジションで、暗さは微塵も感じさせないぐらい突き抜けて開放的で気持ちいい。高音だけど高音すぎないボーカル、それでいて変化球を投げてくるんではなくて直球で爽快ポップなのが更に良い。ただこの若さはいつまでも出せるものではないし、若さ溢れる分飽きっぽい面もあるので、早ければ次回作では一気に落ち着いてくるかもしれないけど…。何も考えないでいい底抜けの明るさが今は救われる。久々に出会った直球ストレートな爽快系若手ロックバンド。UNISON SQUARE GARDEN辺りが好きならハマると思う。

執筆:2016/07/14

戻る