アルバムレビュー(改)
miwa
『guitarium』
miwa、2ndオリジナルアルバム。
No. タイトル 1. いくつになっても 2. 441 3. ふたりのサタディ 4. 片想い 5. again×again 6. Jexxxa 7. またね 8. コットンの季節 9. Chasing heats 10. メリーゴーランド 11. クレアデルネ 12. Take@change 13. FRiDAY-MA-MAGiC 14. 始まりは終わりじゃない<endless version>
2012年3月14日発売 ソニー・ミュージックエンタテイメント 67分47秒 ★★★★☆ シングル「441」「FRiDAY-MA-MAGiC」「片想い」、C/W「Chasing heats」「始まりは終わりじゃない」を収録。
更に幅広くピュアな可愛さに「片想い」を歌番組にてピアノ弾き語りで歌っているmiwaを見て思った。
この人めっちゃ可愛くね?
というわけで、個人的にmiwaに魅かれ始めたのはここから。これが妖精的な可愛さを誇るしっとり系バラードだったのでmiwaのビジュアルは予想以上に使えると判断されたのか、バンドポップスを中心に明るい曲がかなり増えた。シリアス風味に聞こえる「441」はラブソングだし、歌詞は前作以上にポップな言葉ばかりで暗さや影は皆無。1曲目「いくつになっても」から弾けまくっていて掴みにかかってて、「again×again」もシングル級の疾走ロックでファン必聴曲。「コットンの季節」「Chasing heats」ではミディアムポップなバンドサウンドで、じっくりと聞かせる系もバッチリ。優等生に見えるけどそうじゃないよとばかりにはっちゃけながら、やっぱり根は真面目で可愛らしいんだろうな…っていう、良い感じにmiwaのピュアっぽい雰囲気が響き渡っている。また「片想い」が思いっきりギター捨て去ってピアノに走ったことで一層自由なイメージになったとも思う。前作の進化系、J-POPとしても前作以上に色々な曲調をやりながら王道のポップスを楽しめるエンタメな1作。
ギターガール(たまにピアノ)なバンドポップスっぷりとmiwaの可愛さのバランスが絶妙な、2015年6月現在では4作中1番好きなアルバムである。
ただ…67分は長いかも…。