アルバムレビュー(改)
倉木麻衣
『If I Believe』

倉木麻衣の4thアルバム。前作から9ヶ月のスパンでリリースされた。

01. If I Believe
02. Time after time ~花舞う街で~ (theater version)
03. 風のららら
04. Kiss
05. mi corazon
06. I don't wanna lose you
07. Make my day ~album version~
08. SAME
09. Just A Little Bit
10. You are not the only one
11. Tonight, I close to you (with 孫 燕姿
2003年7月9日発売 GIZA Studio 45分50秒 ★★★★★
 
「コナン歌手」としても最盛期な時期だった
時は2003年。倉木麻衣(…というかビーイング)が御贔屓にしていたアニメ『名探偵コナン』が世間的に人気全盛期だった頃で、映画はコナン映画最高傑作(主観)「迷宮の十字路」をやっていた年。その主題歌が倉木麻衣の「Time after time ~花舞う街で~」だった。TVアニメ版のOPテーマも「風のららら」だったし、コナン全盛期であったと同時に「コナン歌手」の看板だった倉木麻衣の最盛期だったと思う。
 
倉木麻衣の囁きボーカルと爽やかさが織りあった名作
まさにすっきり爽やかという言葉がピッタリの一作。前作までで癒し系な歌声を磨いてきた倉木さんが、囁きボーカルとも言える透き通る爽やかさに到達。そしてそれを押し出すかのように、1曲目の「If I Believe」から息を吸うように解放的な空気。「Time after time ~花舞う街で~」「風のららら」という最高傑作クラスの楽曲メドレーが続き、「mi corazon」「SAME」のようなかつての本場テイストを思わせる曲もあったり、「Make my day」が異色のデジロックアレンジだったりしながらも倉木麻衣のこのボーカルが加わると全てスッキリ。何か吸い込まれるような、包み込まれるような魔力があると思う。すーっと風のように流れていく構成もとっても気持ちよくて胸がいっぱい。
1stの頃とはすっかり違うタイプのキャラクター性になってしまったけど、時期としても倉木麻衣の一つの到達点だったのは明らか。 何度聴いても気持ちいい爽やかな気分になれる普遍的な名盤。最高傑作

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