アルバム感想(仮)
いきものがかり
『桜咲く街物語』
いきものがかり、1stオリジナルアルバム。
No. タイトル 1. SAKURA 2. KIRA★KIRA★TRAIN 3. HANABI 4. 君と歩いた季節 5. コイスルオトメ 6. 流星ミラクル 7. 青春のとびら 8. ひなげし 9. ホットミルク 10. いろはにほへと 11. うるわしきひと 12. 夏・コイ 13. タユムコトナキコノナカデ 14. SAKURA -acostic version-
2007年3月7日発売 Epic Records 64分2秒 ★★★★☆ シングル「SAKURA」「HANABI」「コイスルオトメ」「流星ミラクル」「うるわしきひと/青春のとびら」収録。06年に「SAKURA」でメジャーデビュー。いきなりCMタイアップ&口コミでロングヒットし、続く「HANABI」がアニメ『BLEACH』タイアップで一気にトップ10入り。しかしいきなり上々というわけではなく、アニメ効果のみで売上が一発天上になる当時のソニー典型パターンらしくその後は暫く売上低迷してしまったが、シングルを溜めて引っ張った1stアルバムは20万枚を超えるヒットを記録した。
1stから既に万人ウケ王道ポップス「SAKURA」での第一印象通りに直球ストレートな万人ウケポップスアルバム。それでいて聴き応えがあるのはそれだけ楽曲の良さがずば抜けているということなんだろうなと。この一切奇をてらわない万人ウケポップスさが嫌いな人はいないだろうし、当時中3だった俺も「SAKURA」「流星ミラクル」の名曲っぷりに理屈抜きで心を惹かれてすぐに好きになってしまった。吉岡清恵の真っ直ぐなボーカル、王道メロディー、山下のハーモニカという徹底した誰でも楽しめるポップススタイルも今と変わらず
ハーモニカは消え去ったか…全くブレていない1作。ただ言うならどれも力作すぎてちょっとマジメすぎるように感じた気も…。1作目からこの貫禄は凄いけど、落ち着きすぎてて新人らしい勢いがあんまりないっていうか。その辺り肩の力が抜けてくるのは次回作以降か。
執筆:2016/02/28