アルバムレビュー(改)
Goose house
『Goose house Phrase #10 Milk』

KANA-BOONの2ndオリジナルアルバム。

No. タイトル
1. 光るなら
2. オトノナルホウヘ→
3. 恋するMerry-Go-Round
4. コバルトの街
5. Perfume
6. Pop Up!
7. L.I.P's
8. 笑ったままで
2015年2月25日発売 gr8!records 33分37秒 ★★★★☆

シングル「光るなら」「オトノナルホウヘ→」収録。『Goose house Phrase #11 Bitter』と同時発売。各々ソロで活動するシンガーソングライターによる音楽制作プロジェクトという立ち位置で、UstreamとYouTubeでの配信を中心にインディーズで音楽活動を行っている。傍らメジャーでもソニー傘下のgr8!recordsにてアニメタイアップシングルを発表する活動もしており、シングル2作を収録した今作はメジャーよりリリースされた(『Bitter』はインディーズでリリース)。

 

高品質ポップソング集団

「光るなら」が一聴しただけでズキュンと来てしまったので、その勢いでアルバムも手に取ってみた。09年にsupercell「君の知らない物語」と出会った時と同じ感覚が…。もう一つのシングル曲「オトノナルホウヘ→」もずば抜けて名曲感漂う朗らかな合唱ポップで、以降も万人ウケJ-POPど真ん中をハズさない徹底的にポップな仕様。男女混合ボーカル&バンド風味ポップサウンドも凄く伸びやかで気持ちいい。元がJ-POP系シンガーソングライターが集結したプロ集団なので当然といえば当然なのか、ポップ感と完成度がハンパ無い。逆にクオリティ高すぎて隙が無く、人間味をあんまり感じない気もするけども…。流石職人芸なポップスを存分に楽しめる1枚。J-POP好きで、更に「光るなら」「オトノナルホウヘ→」のどっちかが好きならこのアルバムもハズす事は決してないと思う。

しかし初めてGoose houseを聞いて底抜けに明るいイメージがついたけど、同時発売の『Bitter』を聞いたら印象変わったりするんかな?

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