アルバムレビュー(改)
FIELD OF VIEW
『FIELD OF VIEWⅠ』

FIELD OF VIEW、1stアルバム。

No. タイトル
1. セピア
2. 突然
3. 恋が愛に変わってゆくまでに
4. きっと離れていても
5. THINK OF MYSELF
6. 迷わないで
7. Moon Light
8. とまどいの季節
9. 明日のために
10. 君がいたから
1995年10月10日発売 ZAIN RECORDS 42分25秒 ★★★★☆

シングル「君がいたから」「突然」、C/W「セピア」「きっと離れていても」、前身バンドview時代の楽曲「迷わないで」の新録音ver.を収録。元々94年にviewとしてシングルリリースするも、95年にFIELD OF VIEWとして再デビューとなった。「君がいたから」がドラマタイアップでいきなり90万枚近い売上を叩き出し、ポカリCMソングの「突然」がミリオンヒット。その勢いでリリースされた。「突然」が曲単位で売れただけでバンド人気はそうでもなかったのかシングルの半分(62万枚)という微妙な売上になってしまったが、シングルアルバム共に唯一のO社1位獲得作品

なお、「突然」と同じポカリタイアップで当時大ヒットしたのがDEEN「瞳そらさないで」。両方ともビーイング系バンドだったので当時ごっちゃに認識されたとか。

 

This is 90's爽やか

1曲目の「セピア」というタイトルがまさに直球ピッタリな徹底的な爽やかさが凄まじい。「君がいたから」「突然」は坂井泉水&織田哲郎というZARD黄金コンビの制作なものの、浅岡雄也のどこまでも高らかで伸びやかな歌声だけでも男性版ZARDとも言える存在感がある。ビーイング最盛期、90年代の爽やかさを絵に描いたようなポップアルバム。FIELD OF VIEW=「突然」のイメージを持っているリスナーの期待に迷わないで応えた、大多数の世間大衆が思うThis is FIELD OF VIEW!な1作に仕上がってると思う。90年代ビーイング系の中でも1stアルバムから完璧に狙ってきた完成度はやっぱり凄い…。

ただしかし、この1作があまりにThis is FIELD OF VIEW!!な空気全開だったばかりに当時これ1枚で完結したリスナーが大多数いたんじゃないかと…。バンド感が溢れて力強い名曲を連発していくのはむしろこの後なので、ビーイング系バンドの中でも一発屋扱いされているにせよこれだけで終わってしまうのは勿体なさすぎる。

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