アルバム感想(仮)
チャットモンチー
『耳鳴り』

チャットモンチー、1stオリジナルアルバム。

No. タイトル
1. 東京ハチミツオーケストラ
2. さよならGood bye
3. ウィークエンドのまぼろし
4. ハナノユメ(Album Mix)
5. どなる、でんわ、どしゃぶり
6. 一等星になれなかった君へ
7. おとぎの国の君
8. 恋の煙(Album Mix)
9. 恋愛スピリッツ
10. 終わりなきBGM
11. プラズマ
12. メッセージ
13. ひとりだけ
2006年7月5日発売 Ki/oon Records 55分50秒 ★★★★☆

シングル「恋の煙」「恋愛スピリッツ」、1stミニアルバム収録曲「ハナノユメ」を収録。

 

1stから引き寄せられるガールズロックバンドアルバム

3ピースの骨太ガールズロック。橋本恵理子の高いボーカルはこの頃から印象的で、1stから既に王道の雰囲気が漂っているものの、けっこう荒々しい尖ったバンドサウンドで初期っぽい勢いを感じる。「恋愛スピリッツ」のような強烈なシングル曲はあり、「東京ハチミツオーケストラ」「一等星になれなかった君へ」には何かが始まるワクワク感がある。橋本恵理子の叫びのようなボーカル(叫んでるわけじゃないけど、全身全霊な意味でそう感じる)も魅力的で、正直捻った歌詞の曲が多くて素直ストレートな曲は殆どないのに吸い寄せられてしまった。それだけ雰囲気というかアルバム全体の統一感が良かったのかな。「シャングリラ」のようなポップでキャッチーな曲は無いけど、パンチが効いていて引き寄せられる魅力のある1作。

執筆:2016/07/03

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