アルバムレビュー(改)
BREAKERZ
『BIG BANG!』

BREAKERZ、3rdオリジナルアルバム。

No. タイトル
1. BIG BANG!
2. SUMMER PARTY
3. 世界は踊る
4. GUILTY
5. 灼熱
6. ここから出して
7. ROSE
8. LAST EMOTION
9. BUZZER BEATER
10. Angelic Smile ~BIG BANG! MIX~
11. 逢いたくて
12. センチメンタルスクラップ
13. WINTER PARTY ~BIG BANG! Version~
2015年4月22日発売 ZAIN RECORDS 54分27秒 ★★★☆☆

シングル「SUMMER PARTY/LAST EMOTION」「灼熱/世界は踊る」「Angelic Smile/WINTER PARTY」収録。07年にデビューし、これより前に2枚のフルアルバムと1枚のミニアルバムを出していたが、08年にボーカルのDAIGOが竹下元総理の孫タレントとしてバラエティでブレイク。その流れで初のシングルリリースとなった「SUMMER PARTY/LAST EMOTION」が一気にO社トップ10ヒット。アルバムも初のトップ10どころか初のトップ100ヒットになり、完全にチャート上位常連として安定した。

 

バラエティでDAIGO大ブレイク後、初のアルバム

まさかバラエティで出てきたミュージシャンタレントが本業でも成功を収めるとは当時思わなかったけど、まさかのビーイング系所属というのもびっくりした。学生時代にBOφWYに影響された(リアルタイムだとB'zやGLAYラルク?)という音楽性は確かにそんな感じで、90年代ビーイングを思い出すキャッチーさ全開な売れ線ロックバンド。初のシングルにしてバラエティ番組でのキャラや発言を存分に取り入れた「SUMMER PARTY」の売る気満々っぷりが流石すぎの一言、ビーイングなだけにタイトル聞くだけで某バスケアニメを思い出す…というか恐らく曲調も歌詞も狙った「BUZZER BEATER」みたいな遊び心も面白い。逆に言えば90'sビーイング全開なので飽きっぽいところもあるけど、いかにもカッコいいロックミュージシャンだぜ!っていうDAIGOのキャラそのままなのもわかりやすいし、全面的にとにかく売れ線なのでDAIGOの音楽活動が気になったなら手に取って損は無い1作。特にシングルベストの次に聞く1作としてもわかりやすいと思う。

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