金田一少年の事件簿 File.24
「露西亜人形殺人事件」

★被害者★

神明忠治
ミステリー評論家。山之内恒聖の遺産相続候補者の1人。
生前の様子はただのセクハラ飲んだくれ親父。離婚した奥さんから多大な慰謝料を請求されていた。撲殺され、首を切断されてバスタブに沈められた。その姿は強烈なインパクト。
山之内の作品を扱き下ろして批判しており、文学賞候補の審査でも一人だけ異を唱えて落選となり、山之内の怒りを買っていた人物
ドラマではなんとあの東国原英夫が悪演。

宝田光二
文芸常談副編集長。山之内恒聖の遺産相続候補者の1人。
知り合いのいつきさんを経由して一に遺産相続ゲームの助っ人を頼んだ。株で借金を作り、病床に伏せた妻のために大金が必要だった。睡眠薬で眠らされたところをメッタ刺しにされて殺害される。
山之内とは家族同然の付き合いだったが、執拗な原稿取り立てで山之内の怒りを買っていた人物

幽月来夢
挿絵画家。山之内恒聖の遺産相続候補者の1人。
中二病ミステリアスな美人。高遠の逃亡生活をどういう経緯か助けており、遺産相続ゲームの助っ人に高遠を呼んだ。植物状態の弟がいて治療に大金が必要だった。睡眠薬で眠らされたところを絞殺
結局高遠との繋がりは15年以上経った今もわかっていないまま。高遠に深く関わった人物は例外なく一発チョイ役になる枠のひとr…
山之内の小説にネタバレ同然の挿絵を描いており、山之内の怒りを買っていた人物

 

 

★怪人★

コンダクター
山之内の著書「露西亜人形殺人事件」の殺人者。館の人間を楽器を持つ露西亜人形に見立てて殺していった。
今回のゲームも参加者一人一人を楽器を持つ露西亜人形に宛がっていた。

 

★真犯人★

桐江想子
露西亜館のメイド。田舎育ちの純朴娘で、参加者全員が殺された後に山之内の暗号に偶然気付いた…ように見えたが…。
実は山之内の旧友である父が露西亜館の本来の持ち主であり、山之内のデビュー作「露西亜人形殺人事件」のトリックの考案者だった。父の死後は財産を全て奪われてどん底の生活を送っていたが、ある日偶然山之内と再会し、正体を隠して露西亜館に潜入。トリックノートの真相に辿り着き、山之内の財産を独り占めするため殺人計画を練り上げた。純朴なかわいいメイドっ子からの豹変っぷりは某「名探偵のボーヤ!」と並ぶ「金田一少年」史上トップクラス

最後にはヤケになって自殺しようとするが、高遠に止められて説得され改心した。名シーン。

 

★容疑者★

梅園薫
ミステリー作家。山之内の弟子であり愛人でもあった。一発屋のお色気作家さん。
山之内のトリックを盗作してデビューし、本人が獲れなかった大きな賞を獲得してしまったことで山之内の怒りを買っていた人物

犬飼高志
高校生探偵。山之内恒聖の遺産相続候補者の1人。
金田一少年伝家の宝刀の「多くの殺人事件を解決してきたが本編ではカマセ」探偵役。一にやたら突っかかった上にローゼス高遠犯人説を唱えるという超危険行為に及ぶ。根はイイ奴っぽいけど…。
実は親が事業に失敗して借金を抱え、自慢の猟犬も抵当に抑えられて大金が必要だった。昔飼っていた猟犬の声がうるさく、執筆の邪魔になっていた為山之内の怒りを買っていた人物

スカーレット・ローゼス
奇術師。幽月来夢の助っ人。
その正体は言うまでもなく高遠遥一。仮面つけただけ。

田代富士夫
山之内の執事
「事件舞台の執事=事件とは無関係」の例に洩れなく当てはまる紳士。

有頭大介
山之内の顧問弁護士。遺産相続ゲームの進行役を任された。
検死を行ったり、真犯人の名指しを図らずも任されたりと地味に大きく活躍。

 

★事件関係者★

桐江の父親
ロシアの美術品を扱う貿易商で、元々の露西亜館の持ち主。山之内とは大学のミステリー研究会以来の仲だった。
作家を目指してトリックノートを書き留めていたが、自分で描いたミステリーのトリックを山之内に生前見せたら一蹴される。更にその後ヨーロッパで事故死してしまい、露西亜館は二束三文で他人の手に渡ってしまい、財産は多くの人の裏切りで奪われ尽くされ…という呪いのような最期を遂げる。そのおかげで想子は壮絶な人生を歩むことになった。

山之内恒聖
長者番付常連のミステリー作家。人格者として知られており、急逝した後に生前に仲の良かった関係者を遺産相続ゲームに招待した。
しかしその本性は相当腹黒く陰湿で自分勝手。大ヒットしたデビュー作は想子の父親の盗作であり、遺産相続の候補者にも並々ならぬ殺意を抱いていた。
メイドの想子の正体にも気付いており、今作の事件解決後には、まるでこの事件を予期していたかのような内容の生前に書いていた原稿を出版社に送りつけた。

想子を巧みに操り、自分は手を汚さずに「人格者」としてこの世を去ったまま恨みを持つ者の殺害に成功した―――彼こそが真の「コンダクター」

 

★その他/レギュラー★

七瀬美雪
ヒロイン。マジックミラー越しに一とキス。

佐木竜二
ビデオが事件解決に大きく貢献。一に「お前を連れてきて良かった」と言われ号泣した。
また、序盤には「金田一はじめ探偵事務所」なるホームページを開設して遺産相続ゲームの助っ人の依頼を呼び込んだ。1999年…パソコン通信…ADSL…。
ドラマ版ではまさかの犬飼の代役を任されることになりキャラが突如大変貌。

高遠遥一
長編3度目の登場。遺産相続ゲームに幽月来夢の助っ人として参加。
犯人の濡れ衣を着せられたことから真犯人を殺害することを企てるが、一に「事件を先に解いたら真犯人を助けろ」と言われる。
最後には一との協力プレー演技で真犯人を暴き、想子の過去に昔の自分を重ね、自殺しようとした彼女を約束通りに助けた。その際のセリフは名言。
そして、ラストでは山之内の原稿を読み、山之内の悪意を一に伝えた。かっこよすぎ。

いつき陽介
珍しく本編には参加せず。ホームページに依頼メールを送って宝田さんを紹介した。
宝田さんが殺されて特段ショックを受けている様子は無かった。

明智健悟
事件の最後、イヤミを言いにだけ登場。キラキラ。

剣持勇
明智さんのついでに登場。ドラマ版ではメインキャラになった。