金田一少年の事件簿 File.9
「飛騨からくり屋敷殺人事件」

あらすじ
剣持の依頼で飛騨の「首なし村」を訪れた一&美雪。古風な村のからくり屋敷へと訪れた一行は剣持の幼馴染である巽柴乃、その息子の征丸、龍之介と出会う。そこでは元々の巽家の妻の息子であった龍之介、後妻の息子である征丸との醜い家督相続争いが行われていた。「首狩り武者」から脅迫を受けた柴乃は剣持に頼るが、その夜に現れたのは客人であった赤沼三郎の首無し死体。そして征丸も行方不明になり…?そして更に美雪が―――!?

登場人物

 

舞台設定がかなりミステリー風味というか、完全にイメージだけどじっちゃんの金田一耕助の世界に足を踏み入れたような感覚。家督相続のドロドロした人物系図もさながら終始無表情なもえぎ、病気でおかしくなった(?)隼人、回想シーンで柴乃をいびり倒した綾子とオカルト度増量要素は相変わらず。単なる主治医だった倫太郎もラストで実は…と、この頃の金田一少年は人物設定に抜かりがなかった。そしてその中でも桐山環ちゃんの癒しかわいい要素は半端なかった。何でアニメ/ドラマでは一斉削除されたんだ…

元の妻の息子、後妻の息子と思われてた人物が実は逆だったという。ここでも真相二転三転パターンは健在だったが、その最後の真相に気付けず龍之介が柴乃を毒殺してしまったのがかなり切ない。しかし、それでも実の息子である龍之介を庇い続け「ごめんなさいね?龍之介…何もしてあげられなくて…」と言い死んでいく姿は歴代犯人中でも最も鬼気迫るものがあった。家督を龍之介に次がせるために仮にも16年間育て続けた征丸をあっさり斬り殺すのも最恐なり。

隼人が実は保身のためおかしくなったふりをしていただけで、環ちゃんと恋仲だったという結末もあり。もえぎは本当に謎のままだったな…。隼人は申し訳程度のハッピーエンド要素としても、環ちゃんの癒しかわいい要素は正直このじっちゃん的世界観でアンバランスすぎるような気もしたが…まぁ、環ちゃん可愛かったからいいか(おい)

 

そして最後にオチとして剣持警部の奥さん和枝が初登場。そういや前からだいぶ若く見えるけど、この人結局何歳なんだろう

★★★★☆

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